体育器具
逆上がりが初めてできて 喜ぶ子どもの姿を見たとき、 導入して本当に良かったと思いました。
金沢市立 木曳野小学校 山田 朋子先生
高学年だと身体も大きくて、指導をする教師もたいへんでした。
木曳野小学校は、ベルマーク活動に参加しており、セノーの逆上がり練習器は、児童の家庭で集めてくださったベルマークで購入しました。カタログを見たとき、下半身と上半身の同調ができる、おなかが鉄棒から離れない、という今までの逆上がり練習器にはないコンセプトが良いと思いました。体育の授業の中で、器械運動は「できる」、「できない」がはっきりわかる還動です。「できる」、「できない」は、その後の運動の好き嫌いに大きく関わってくると思います。実は私自身、子どもの頃、器械運動は得意ではあリませんでした。しかしできたときは、他のこともやればできるはず、そんな前向きな気持ちになったことがあります。子どもたちにも同じような経験をさせてあげたいですね。授業では教師が補助をしたり、タオルを使って練習をしたりするのですが、高学年では身体も大きく、指導は難しくなります。その点セノーの逆上がり練習器は、体格の大きな子でも練習ができるので満足しています。
逆上がりができない子どもは、鉄棒を回る楽しさを感じています。
授業で初めて「くるっと」を導入した際、初めて見た子どもたちは新しい練習器に興味津々で、「早く使ってみたい」という気持ちでいっぱいな様子でした。実際に試してみたら、逆上がりができなかった三人の子どもがすぐにできるようになったんです。三人ともとても嬉しそうで、導入して良かったなと思いましたね。一人の子は、体育以外の振り返りにも、「生まれて初めて逆上がりができるようになって嬉しかった」と書いていて、すごく喜んでいるのが伝わりました。正直なところ、一回使っただけで、逆上がりができるようになるとは思いませんでした。それが三人もできて、驚きました。目新しかったためか、逆上がりができる子どもたちも一緒に楽しんでいました。まだ逆上がりはできないけれど、「回る感覚がわかって良かった」、と言う子もいました。そういった子は、逆上がりができるようになるまで練習をすると思います。今後は、体育の授業や休み時間で、使用したいと考えています。