医療・介護施設
限られたスペースであっても要望を実現してくれる、セノーさん はそんな職人集団ですね。
東光堂治療院 院長 斉藤 光久 様
コンセプトは医療と育成 治療院に最適だった「STROOPS」
針灸マッサージのライセンスを取得して30年、最初の10年間はプロ野球チームでコンディショニングコーチをやっていました。そんななかでトレーナーになるべく勉強し、やがて当院を開業することになるんですが、たとえば怪我が治り、機能改善のためのリハビリを行い、そしてスポーツをするための動きづくりに移っていくという一連の流れも、私が医学的な知識をもって対応したいということで、医療と育成をコンセプトに開業しました。
現在当院には、下は8歳から上は92歳までが来院しています。競技でいえば野球やテニス、アメフト、ラグビー、クラシックバレエなどさまざまな競技者が通院します。そうしたありとあらゆる競技における育成・トレーニングに、STROOPSはまさに最適でしたね。本当にこれを探していたといってもいい。とにかく張力の強さが良く、野球の打撃やピッチングフォームの強化にぴったりでした。
高齢者のトレーニングに肋木を採用 役割はアクティブシニアを増やすこと
セノーさんにお願いしようと思った理由のひとつは、大きな施設ばかりでなく、我々のような個人経営の施設にも対応してくれることでした。たとえば肋木です。当初当院には段差に掴まるところがなかったんですが、高齢者の方は掴まるところがないと運動できません。そこで肋木を設置してもらい、ステップリーボックを肋木の前に置いて、掴まりながらステップを踏むというトレーニングが可能になったんですね。学校のような施設以外で肋木を取り付けた例は、セノーさんでも少なかったそうですよ。
介護予防や健康寿命を延ばすことへの関心が高まる今、アクティブシニアを増やすことが大切であり、当院にとってはそこにも役割があると思っています。セノーさんの役割もそこにあるのではないでしょうか。肋木にしても本来の使い方ではないかもしれませんが、高齢者の方のトレーニングにとても役立ってますからね。