医療・介護施設
「ルネサンス×セノー」で社会課題を解決したい、そんな想いです。
ルネサンス リハビリセンター鎌倉 管理者 小金澤 勇貴 様
脳卒中のリハビリ用に、ニューステップ独自利用方法
後期高齢者を中心とした介護認定者を対象にリハビリに特化した通所介護施設「元氣ジム」を展開している株式会社ルネサンスでは、2018年8月に脳卒中特化型のデイサービス「ルネサンス リハビリセンター鎌倉」を開設しました。
対象者である脳卒中発症後の利用者は運動麻痺によって日常生活動作に支障をきたしており、筋力強化や柔軟性向上など従来の運動メニューに加え、動作・感覚を身体に入力するような運動メニューを組み合わせる必要があります。当センターではリハビリにニューステップを活用しています。使用時に通常よりも意図的にペダルの位置を短く設定し、足底から地面を踏む力を入力しやすくすることで、感覚入力に赴きをおいた運動メニューに変換するなどの工夫をしています。
セノーと組んで取り組む、疾患に応じたマシンの活用方法
ニューステップの特徴として持続的にリズミカルに上下肢を動かすことで、歩行が困難な利用者も20分以上歩行に近い運動を実現することが可能になります。歩行が困難であった利用者がニューステップでの運動を週2回、1日20分継続して利用することで、介助なしで歩けるようになったという例もあります。このような運動が持続的にできるマシンは少なく、また運動姿位が座位で安定しているため、利用者の安全が確保できることもメリットに挙げられます。
セノーさんとは、マシンの使用方法や活用事例を共有し、さまざまなデータや知見を蓄積することで、今まで以上に効果を追求したリハビリを実現したいと考えています。それを実現するには、やはり国産メーカーとして100年以上の実績のあるセノーさんの力が必要です。当社はソフト面から、そしてハード面はセノーさんと、両社が協力することで社会課題を解決したい、世界のリハビリを変えたい、そんな想いです。