医療・介護施設
日常生活動作の改善が、 QOLの向上につながるという発想は、当施設のコンセプトに合っています。
所長 村松さゆり様
施設見学で、セノーのマシンが普及していることを知りました。
にのみやシニア・フィットネスは、以前は重度者を対象とした通所事業所として運営していましたが、2016年2月のリ二ューアルに伴い軽度者・一般者を対象にした事業所に位置づけられることになりました。対象が変わリ、それまでの身体介助や生活支援を中心としたものではなく、運動に特化した施設としてスタートすることになったわけです。開設準備のために、他の施設がどのようなマシンを導入しているのか知ろうと思い、いろいろ見学したのですが、そのときにセノーのマシンをよく見かけたり、セノーの良さを聞くことが多かったんですよ。そして、セノーさんからボディリペアⅡを紹介していただき、このマシンなら「低下した身体能力を向上させる」という運動ができることがわかり、導入を検討することになりました。
ボディリペアⅡを選んだ理由は、高い安全性と使いやすさです。
ボディリペアⅡを検討するときに最もチェックしたのは安全性です。当施設はシニアが対象ですので、筋肉痛などのリスクはできるだけ軽減しなければいけません。その点、ボディリペアⅡは、最初は負荷をかけない1~3分の運動から始まり、その後の評価に基づいて、一人ひとりに合わせた負荷量を設定するので筋肉痛になりにくく、シニアにとって使いやすいマシンですね。初めての方に、そのことを説明するのですが、皆さん安心してくださいます。何より、可動域を広げたり、身体能力を上げることで日常生活動作が改善していくというところが当施設のコンセプトに合っていると思います。
「運動効果の見える化」により、利用者の意欲も向上しています。
最初の体験では負荷をかけず、利用者が無理なく使えるショルダーリンクや、レッグリンクを勧めています。どちらの運動も「筋力より、筋をいかにうまく使うか、いかに発揮するか」ということを大事にしていますが、ボディリペアIIはそういった運動にぴったりです。運動を続けた利用者から「肩が上がるようになり、神棚の水を変えやすくなった」、「坂道を楽に歩けるようになった」というような声を聞くと、ボディリペアIIを導入して良かったな、と思います。オプションの専用ソフトも、いろいろな情報を簡単に管理できていいですね。特に「運動効果」は、グラフや表などで表示されるので、とてもわかりやすいですし、利用者も「もっと運動しよう」と前向きになります。なにより利用者自身が納得しているので、指導もスムーズです。それと、利用者が使い方を教え合ったり、運動について話し合ったリして、施設内のコミュニケーションが活性化されたのも良かったですね。