体育器具
都内では珍しいビーチコート。ビーチ競技以外にも幼児から高齢者の健康増進事業など使い方は多様。
杉並スポーツ・カルチャー共同事業体 統括責任者 石井 淳一 様 (株式会社東京アスレチッククラブ所属)
ビーチコートを備えた永福体育館がオープン
永福体育館は、以前使っていた体育館の老朽化にともない、旧永福南小学校を改修して2018年9月にリニューアルオープンしました。メインの体育館に加えて小体育室やトレーニングルーム、会議室なども設けています。なかでも特徴的なのがビーチバレーの国際競技連盟基準を満たしたビーチコートです。
オーストラリア産のホワイトサンドを敷き詰めたビーチコートは真夏でも熱くならないので裸足でも安全に運動することができます。
ビーチコートの管理運営は前例が少なく、オープンするまではどのような展開になるか不安もありましたが実際オープンしてみると、ここ数年のビーチバレーをはじめとするビーチ競技の人気ぶりもあってか需要が多く、現在の稼働率は予想以上に高いです。今までは都内に練習する場所が少なく他県で練習するしかなかった、という方にも需要があったのだと思います。ラグビーやフレスコボール、スラックラインなどの利用も多く今後の展開が楽しみです。
ビーチコートの有効活用と、地域スポーツの拠点化
利用はかなり多岐にわたっていて、ビーチ競技だけでなく、親子でビーチ宝探しやスポーツ鬼ごっこ、高齢者の健康増進事業、砂地トレーニング利用など、裸足で安全に運動ができる、そういった面でビーチコートが出来て良かったと思います。
体育館の器具全般でセノー製を導入しています。セノーさんはスポーツ器具メーカーとして長年の実績があり、安全性についても信頼できるので、管理側としても非常に助かっています。これからもビーチコート管理についての相談や、情報提供をいただきながら、ビーチコートを有効活用し、永福体育館が地域スポーツの拠点となるよう管理運営を目指していきます。