フィットネスクラブ
介護予防ということで、健康と医療の橋渡し役になれればと思います。
マネージャー・作業療法士 藤 達也 様
介護予防の観点からスタートした フィットネススクール
「要介護認定」を受けられる方なら退院後もデイサービス等でリハビリ運動ができますけど、認定が下りなかった方というのは退院後、自宅で簡単なトレーニングしかできません。「病院以外で、医療介護保険を使わなくても、誰でも運動できる施設が地域に欲しい」、そんな要望が当スクールができた下地です。いわば「介護予防の観点からスタートしたフィットネススクール」ですね。メディカルアドバイザーとして近くの王司病院に携わっていただいています。
利用者は若い方から高齢の方まで幅広く、朝方や仕事帰りといった時間帯を最多に常時利用客がいる状態です。女性の方の利用も多く、FUNASISのロータリートーソ&ツイストが人気ですね。お客様それぞれの目的に合わせたトレーニングが実施できるよう、マシンバリエーションを選定しました。
運動を通じてつなげる、 地域コミュニティと健康への意識
好評により夜間や土日と営業時間を増やしたり、24時間利用可能なマシン特化型の『ロコモK.O24』もオープンしました。ただ24時間ともなるとどうしてもスタッフが常駐できない時間帯がありますので、マシンの使い方を覚えていただく必要があります。従って最初は本店で使い方を指導していき、使用方法を覚えていただいてから24時間の店舗をご利用いただくという流れをとっています。そうでないと、間違った使い方をしてしまいがちで、関節等を痛めるといった事故につながりかねません。
今後の展開としては、2019年2月に3店舗目となる菊川店をオープンします。こちらも24時間のジムとして展開していきます。とにかく地域の人が気楽に来られて運動できる場所、地域のコミュニティの場としても使われるような施設でありたい。そして健康診断につながるようなデータ測定の導入ですね。介護予防ということで、健康、医療の橋渡し役になれればと思います。