AF021262 あん馬
1:各部の名称
2:標準耐用年数
●標準耐用年数
器具の耐久性は、環境条件、使用条件、保守点検等によて大きく左右されます。そこで、この取扱説明書では、平均的条件(使用方法、頻度)を想定して、この年数が過ぎれば初期の器具特性が保持できなくなるばかりでなく、各部の劣化が始まり、器具に起因する事故の確率が高くなる分岐点の年数を標準耐用年数として規定しました。
部品名 | 標準耐用年数 |
滑り止めゴム | 2年 |
馬体・ポメル | 3年 |
調整締め具・緊張索 | 5年 |
脚・土台 | 10年 |
3:保証期間
保証は納入日より下記の期間といたします。
対象部品 | 保証期間 |
滑り止めゴム | 1年 |
馬体、ポメル | 2年 |
緊張索、調節締具 | 3年 |
脚、土台 | 3年 |
4:お手入れ方法
●馬体やポメルに付着した炭酸マグネシウム等の汚れは、使用後拭き取ってください。
●可動部には定期的に注油してください。
5:点検(日常点検/定期点検/保守点検)
※注意
チェーンは標準耐用年数が過ぎると劣化が始まり突然切れることがあります。
点検を必ず行ってください。必要ば場合は交換してください。
日常点検
(1)馬体に破れ、剥がれ、摩耗がないかを確認する。
(2)ポメルに、破損、亀裂、変形がないかを確認する。
(3)チェーンに摩耗、変形、伸びがないかを確認する。
(4)調節締め具が確実にロックされているかを確認する。
(5)脚・土台などの溶接部に亀裂がないかを確認する。
定期点検
点検箇所 | 点検内容 | 定期点検時期 |
馬体 | 破損、摩耗、剥がれ、変形等がないかを確認する。 | 2ヶ月 |
ポメル | 破損、変形、亀裂等がないかを確認する。 | 2ヶ月 |
調節締め具 | 破損、変形、摩耗、動作不良がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
緊張索(チェーン等) | 破損、変形、摩耗、さび等がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
滑り止めゴム | 破損、変形、摩耗等がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
脚・土台 | 亀裂、曲がり、さび、馬体取付部の緩み等がないかを確認する。 | 6ヶ月 |
保守点検
※安全にお使いいただくために、専門家や保守業者などによる保守点検整備を行ってください。日常点検・定期点検では行えない、専門知識・危険の伴う作業及び特殊点検器具(検査器、足場等)などが必要な点検を行います。点検時期は1年毎です。
※点検内容に従い適切な保守をしてください。