AC0200 平行棒
1:各部の名称
2:標準耐用年数
●標準耐用年数
器具の耐久性は、環境条件、使用条件、保守点検等によって大きく左右されます。そこで、この取扱説明書では、平均的条件(使用方法、頻度)を想定して、この年数が過ぎれば初期の器具特性が保持できなくなるばかりではなく、各部の劣化が始まり、器具に起因する事故の確率が高くなる分岐点の年数を標準耐用年数として規定しました。
部品名 | 標準使用時期 |
バー・滑り止めゴム | 2年 |
調整締め具 | 5年 |
支柱・土台・トラバース | 10年 |
3:保証期間
保証は納入日より下記の期間といたします。
対象部品 | 保証期間 |
バー、滑り止めゴム | 1年 |
調節締め具 | 3年 |
支柱、土台 | 3年 |
4:お手入れ方法
●バーに付着した炭酸マグネシウム等の汚れは、ナイロンたわし等で使用後拭きとってください。
●可動部(ネジ部)には定期的に注油(又はグリスアップ)してください。(1:各部名称参照)
5:点検(日常点検/定期点検/保守点検)
※注意
バーは標準耐用年数が過ぎると劣化が始まり突然折れる事があります。点検を必ず行ってください。
必要な場合交換してください。
日常点検
(1)バー表面に、剥がれ、ささくれが出ていないかを確認する。
(2)バーに、曲がり、破損がないかを確認する。
(3)バーサポート及びバー接合ピンに緩みがないかを確認する。
(4)調整締め具の動作が、確実にできるかを確認する。
(5)支柱の溶接部に亀裂がないかを確認する。
定期点検
点検箇所 | 点検内容 | 定期点検時期 |
バー | 破損、摩耗、ささくれ、曲がり等がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
滑り止めゴム | 破損、変形、摩耗等がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
調整締め具 | 破損、変形。摩耗、さび、作動不良がないかを確認する。 | 6ヶ月 |
支柱・土台・トラバース | 亀裂、曲がり、さび、バー取付部の緩みがないかを確認する。 | 6ヶ月 |
保守点検
※安全にお使いいただくために、専門家や保守業者などによる保守点検整備を行ってください。日常点検・定期点検では行えない、専門知識・危険の伴う作業及び特殊点検器具(検査器、足場等)などが必要な点検を行います。点検時期は1年毎です。
※点検内容に従い適切な保守をしてください。