AA052062 鉄棒
1:各部の名称
2:標準使用期間
●標準使用期間
器具の耐久性は、環境条件、使用条件、保守点検等によって大きく左右されます。そこで、この取扱説明書では、平均的条件(使用方法、頻度)を想定して、この年数が過ぎれば初期の器具特性が保持できなくなるばかりではなく、各部の劣化が始まり、器具に起因する事故の確率が高くなる分岐点の年数を標準耐用年数として規定しました。
部品名 | 標準使用時期 |
バー・キャップ | 3年または3300時間 |
支柱 | 10年 |
緊張索・チェーン | 3年 |
3:保証期間
保証は納入日より下記の期間といたします。
対象部品 | 保証期間 |
バー、キャップ | 2年 |
緊張索 | 2年 |
支柱 | 3年 |
4:お手入れ方法
●さび防止のため、バーに付着した炭酸マグネシウム等の汚れは、使用後必ず拭き取ってください。
●バーにさびが出た時はさびを落とし、また、回転部には定期的に注油してください。
5:点検(日常点検/定期点検/保守点検)
※注意
バー及びチェーンは標準耐用年数が過ぎると劣化が始まり、突然折れたり切れることがあります。
点検を必ず行って使用してください。必要な場合交換してください。
※異常があったときは、使用を中止して当社までご連絡ください。
日常点検
(1)バー表面にさびが出ていないかを確認する。
(2)バーに曲がり、亀裂(傷)がないかを確認する。
(3)ワイヤーに、折れ曲がりがないかを確認する。
(4)チェーンが摩耗していないかを確認する。
(5)支柱の溶接部にき裂がないかを確認する。
定期点検
点検箇所 | 点検内容 | 定期点検時期 |
バー | バー表面のさび、曲がり等がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
緊張索・チェーン | 破損、変形、摩耗、さび等がないかを確認する。 | 3ヶ月 |
キャップ | 破損、変形、摩耗、さび等がないかを確認する。 | 6ヶ月 |
支柱 | 亀裂、曲がり、さび等が無いかを確認する。 | 6ヶ月 |
保守点検
※安全にお使いいただくために、専門家や保守業者などによる保守点検整備を行ってください。日常点検・定期点検では行えない、専門知識・危険の伴う作業及び特殊点検器具(検査器、足場等)などが必要な点検を行います。点検時期は1年毎です。
※点検内容に従い適切な保守をしてください。