DD0610 ミニバスケット台 移動式
1:各部名称

2:標準使用期間
標準使用期間:21年
当社の規定から取扱説明書(本書)に記載した正しいメンテナンス(点検及び処置)を実施することにより、性能と安全性を維持可能と判断する年数を「標準使用期間」と規定します。
正しいメンテナンスとは、部品個々に設けられた交換や定期検査を含みます。
※標準使用期間を過ぎた製品は主要部品を交換しても装置全体の劣化により、製品初期の性能と安全性を確保できないため、当社では修理対応をお断りする事がございます。
| 修理用部品 | 交換時期 |
| ・リング | 5年 |
| ・バックボード | 5年 |
| ・ワイヤー巻取器 | 3年 |
| ・ワイヤー | 2年 |
| ・防護パッド | 2年 |
| ・キャスター | 2年 |
3:保証期間
保証は納入日より下記の期間といたします。
| 対象部品 | 保証期間 |
| リング、バックボード | 1年 |
| 回転部、接合部、キャスター、ストッパー | 2年 |
| パッド | 2年 |
| 土台、支出、アーム | 3年 |
4:お手入れ方法
・回転部には定期的に注油してください。
・金属材料部分の、素地の露出、さび等が著しいときは、塗装を施すこと。
なお、ワイヤー巻取器等で直接ワイヤーが接する部分に関しては除く。
5:点検(日常点検/定期点検/保守点検)
日常点検
定期点検項目にもとづいて使用前(日常的)に確認してください。
※異常が確認された場合は直ちに使用を止め、当社または販売業者にすみやかに連絡をとり、修理または交換等の適切な処置を実施してください。
部材の落下、転倒などにつながります。
その他使用時の注意事項
・アームの収納時、ワイヤーロープの送り出しにアームが追従して降下する事を確認してください。
定期点検
| 点検項目 | 点検箇所 | 点検内容 | 定期点検時期 |
| ゴールリング | 折り曲げ部分 | き裂、がたつき、破損、変形、さびがないかを確認してください。 | 6か月毎 |
| ネット掛け具 | 破損、変形、さびがないかを確認してください。 | ||
| バックボード | リング取り付け部 | 割れ、がたつきがないかを確認してください。 | 3か月毎 |
| バックボードの表面と端面 | き裂、はがれ、ささくれ、割れ、変形がないかを確認してください。 | ||
| 基台/フレーム/ 支柱等 |
フレーム及び支柱(アーム等) | 破損、変形、さび、塗装のはがれ、溶接部位の損傷がないかを確認してください。 | 6か月毎 |
| 接合部 | ボルトやナットの破損、変形、ゆるみがないかを確認してください。 | 3か月毎 | |
| 車輪部 | 摩耗、破損、変形、がたつきがないかを確認してください。 | ||
| 組立具合 | ゴールをゆり動かして異音等がないか、ゆり動かした後に顕著な隙間や変形等が発生しないかを確認してください。 | ||
| 移動防止装置(固定部、ストッパ等) | 摩耗、破損、変形、がたつき、誤動作がないか及び固定に不具合がないかを確認してください。 | ||
| おもり | 取付け状態に不具合がないかを確認してください。 | ||
| 防護用パッド | 破れ、変形、へたり等がないかを確認してください。 | ||
| ワイヤー | ロープ | 摩耗、き裂、ささくれがないかを確認してください。 | 1か月毎 |
| ワイヤーまわり | 駆動装置(巻取器)、回転部 | 可動部分に破損、摩耗、さびなどがないこと、ワイヤー端末の取付け部にゆるみがないこと、油ぎれ、摩耗、変形などがないことを確認してください。 | 1か月毎 |
| 注意ラベル | 破損、はがれがないかを確認してください。文字の読み取りが可能であるかを確認してください。 | 3か月毎 |
※定期点検は点検表を作成し点検記録を残してください。
保守点検
※安全にお使いいただくために、当社の点検による保守点検整備を行ってください。
日常点検・定期点検では行えない、専門知識・危険を伴う作業及び特殊点検器具(検査器、足場等)などが必要な点検を行ないます。
点検時期は1年毎です。



