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2018年度 採用サイト│Senoh - セノー株式会社募集要項

プロジェクトストーリー05

シッティングバレー

バレーボールの国際認定器具メーカーとして、
その品質を評価されているセノーは
安心・安全を求めシッティングバレーにおいても
楽しむための器具の開発に乗り出す
シッティングバレー
海外事業
シッティングバレー

信頼と実績から得られた課題

日本パラバレーボール協会を通じて、国際パラバレー連盟から連絡があったのは2015年の末のことだった。FIVBなどの国際認定を得ているセノーにシッティングバレーの器具の開発についての打診であった。営業部門が日本国内で開発を進めていた器具がいよいよ国際基準を定める舞台に上がったのだ。国際機関との窓口を担当した海外事業推進部の藤原は興奮を抑えられなかった。

国際基準の壁

セノーが国内で開発を進めていたものと国際パラバレー連盟から要望のあったものでは仕様やサイズにいくつかの異なる点があった。例えば、ネットの長さや、アンテナの取り付け方法など、国際仕様をまとめるための調整を早急に進める必要があった。

藤原は正式にプロジェクトに参加し、連盟からの要望を開発部門に伝え、営業部門とともに改善点を指摘するなど、連盟との折衝以外の部分でも自分ができることを積極的に探した。セノーという会社は立場や役職に関わらず、良いものを作り出すために自由に意見を言える社風がある。海外事業部の藤原は開発の詳しいことがわかるわけではない。しかし、藤原の意見はしっかりと届き、開発部門や営業部門とも臆することなく議論をすることができた。

オフィシャルサプライヤー契約

2016年夏、国際パラバレー連盟の会長がセノー本社を訪れた。最終仕様を反映した器具を検品した会長はセノーの技術力を高く評価し、器具の認定とセノーのオフィシャルサプライヤー契約が締結された。単なる連盟との窓口だったわけではなく、開発にも関われたことで藤原の喜びはひとしおだった。しかしこれはゴールではない。ようやくスタートラインに立てたということなのだ。

連盟を通じて多くの国や機関からシッティングバレーに関する問い合わせが増えてきている。国際認定の器具にはサイズなどの明確な規定があるが、日本とは違う環境で器具の使用に工夫を凝らす国も多い。そういった声に触れる部署に身を置くからこそ、周辺器具を含め、このスポーツを広めていくためにはもっと工夫できることがあるのではないかと考えている。

セノーだからできることを考える

2016年末、全日本シッティングバレーの大会会場に藤原はいた。まだまだプレーヤー人口の少ない競技ではあるが誰もがとても楽しそうにプレーしている姿を見て、もっともっとシッティングバレーが広まればいいな、と思うようになった。社内でも同じ気持ちを持っている者は多い。

既存の設備ではどうしてもシッティングバレーの器具を取り付けられない施設のために、あらたに自立式土台(ウエイト)の開発も始まっている。年齢や体力、環境にあわせてもっとスポーツを楽しんでほしい。国際的に競技人口が広がる今、あらためてセノーだからできる仕事は何か、を藤原は今日も考え続けている。