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2018年度 採用サイト│Senoh - セノー株式会社募集要項

プロジェクトストーリー04

逆上がり練習器

運動嫌いな子供を増やしたくない。ある大学教員の思いに共感したセノーは、
これまでにない逆上がり練習器を
製品として生み出すために動きだす。
多くのスタッフの強い思いが重なり合う。
セノーがやらなくてはならない仕事がある。
逆上がり練習器
開発
逆上がり練習器

先生の夢、社内の思い、セノーのプライド

従来の逆上がり練習器とはコンセプトや動きが全く違う。マーケティング部の矢吹が持ち帰った動画を見て、開発部の馬場が直感的に感じたのは難しさだった。

製品化には課題が多いな、そう考えた馬場の気持ちを動かしたのは設計者である佐伯准教授と、営業部の中川の熱い思いだった。「逆上がりができるようになることで、子供たちへ運動の成功体験を感じさせてあげたい」スポーツを通じて人の思いを実現する、それこそがセノーのあるべき姿だ。馬場の中にあるセノー開発者としてのプライドに火がついた。しかし、製品化を実現するためには解決しなければならない課題が山積されていた。

使いやすさへの挑戦

試作機を作ってみて想定外だったのは、設置する鉄棒によっては、本来の動きを再現できない場合があったことだ。鉄棒の種類にかかわらず同じ動きを再現するために、様々な体型の人間の体の動きを研究し、いくつもの角度を検証した。試作機が完成するたびに佐伯先生にアドバイスをいただき、その要望にも真摯に耳を傾けた。

機能的な部分に注力していた開発陣が、動きや機能だけではなく、構造そのものにメスを入れるきっかけがあった。それはマーケティング部が実施した小学生の体験会で初めて目にした子供たちが使う姿だった。子供特有の体の動かし方やサイズ感の違いに抜本的な見直しが必要であることを知った馬場は構造の再考に挑むことになる。

そこにあったのは、安全性と直感的な使いやすさと安全性をどこまで実現するかという課題だった。これはメーカーとして製品化を進めるために絶対条件である。さらに生産工程や物流にも配慮する必要があり、一般発売を狙うセノーにとって低コストでの実現は命題でもあった。

強度や安全性への配慮を施した構造上での解決方法は、製品をできるだけシンプルにすることだった。馬場は製品を鉄棒に取付けを行う際、ユーザーが簡単に作業を行う事ができ、さらに頻繁に着脱を行っても負担にならないよう、工具を使わず取付け・取外しが行える機構を採用した。こうした工夫が大きな使いやすさを生み出し、製品化に向けた具体的な動きがより現実的なものへと変化していった。

逆上がり練習器から生まれるもの

この製品の開発を通じて痛感したのは「できない人の気持ち」だった。逆上がりができないことは人生において重要なことではない。しかし、小学生のある時期に一所懸命練習して、逆上がりができるようになる経験は大きな達成感になる。それは今の自分たちでは決して感じることのできない大切な気持ちなのだ。逆上がり練習器は小さなコンプレックを大きな自信に変えることができる。小学校の体育の授業でこの逆上がり練習器が活用される日を楽しみにしている。

セノーの逆上がり練習器には多くの人間の思いが込められている。佐伯准教授、営業部門、マーケティング部門、それぞれが自分の顧客であると考えたとき、その要望に応え続けるのが開発の使命なのだ。

これがセノーの逆上がり練習器!

練習してもなかなかできなかった僕が・・・

やった!体の動かし方がわかったぞ!