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2018年度 採用サイト│Senoh - セノー株式会社募集要項

プロジェクトストーリー06

ラボードNEXT

セノーのヒット商品である
ランニングマシンのフルリニューアル。
自らの壁を超えていくために生まれた
次世代ランニングマシン「ラボード NEXT」
ラボード NEXT
開発
ラボード NEXT

変えるもの、変えられないもの

ラボードはセノーの自信作であり、一つの完成された製品でもあった。それゆえに次世代機の企画はなかなか進まなかった。開発担当の稲泉は従来品のコンセプトは踏襲していくべきだと考えていた。ラボードの一番の魅力は「壊れにくさ」だ。そして走行時のライド感とクッション性。これは日本人の体型を研究して開発したもので、セノーの一番の強みでもある。

変えられないものがある一方で、変えなければいけないものもあった。営業側から強く要望されたのはデザイン。海外製品と比べ、デザイン面で見劣りするというのが現場の意見であった。旧製品のコンセプトを踏襲することは大切だ。しかし、新製品として開発する以上、変わらなければならない部分がある。稲泉はデザイン面での大幅な変更に挑戦することを決めた。

信頼されている機能の大幅な向上が必要

新製品である以上、ラボードの強みであるライド感やクッション性の機能面についても当然大幅なバージョンアップを行わければならない。走っている時に足の関節への衝撃が和らぐように、膝や腰への負担が軽減されるように、稲泉はクッション材の見直しから始めた。

セノーは体操製品(床、あん馬など)の開発で培ったノウハウがあり、数値的なデータはもちろん、利用者の感覚的なものについても知見がある。跳ねすぎず、柔らかすぎない素材を求め、社内で何度も走行テストを繰り返した。材料から見直した新素材はかなり納得のいくものとなった。その違いは30分以上ランニングすれば誰でも実感することができる。これで従来の性能は大きく改善された。稲泉はいよいよデザインに着手していくことになった。

デザインを活かすために

開発プロジェクトからは革新性があるデザインを求められた。稲泉は開発担当として機能面を犠牲にするわけにはいかない。セノーが求める革新性のあるデザインとは何なのか、その実現にはどこまで機能面の妥協を許されるのか、プロダクトデザイナーとも何度も打合せを行い、稲泉は理想の形を探し続けた。

流線型の一本足。それが新たなデザインのイメージとして固まった。実際に試作品を製作してみると設計上では見えなかった課題が明らかになった。営業側からは新デザインをもっと活かした形状を求められる。デザイナーからはその実現のために懸念される問題点を提起される。稲泉はそれらの課題についてできるだけ丁寧に解決策を紐解いていった。誰かが妥協してはいけない。セノーとして納得できるものでなければならない。

まさに NEXT

ラボードの後継機として開発された「ラボード NEXT」は、従来の製品でご満足いただけなかったデザインのフルリニューアルに成功した。これまで評価いただいていたライド感やクッション性もセノーの技術を詰め込んで大幅に改善された。これからのセノーの象徴となる製品の誕生である。「NEXT」の存在が次の挑戦のきっかけになることを稲泉は開発者として心から願っている。