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プロジェクトストーリー07

モトタイル

デンマークで開発されたテクノロジータイル「モトタイル」
“考える+運動する“の2つを
同時に可能にすることに着目したセノーは、
日本での展開に動き出す。
モトタイル
開発
モトタイル

デンマークからやってきたテクノロジータイル

2015年11月、デンマーク工科大学教授兼エンタテインメント・ロボティックス社代表のヘンリック ハウトップ ルンド氏が、自身が開発したモトタイルという商品を日本で展開したいと、旧知の日立ハイテクノロジーズ社を通してセノーにコンタクトがあった。デンマークでは高齢者の運動機能向上のために使われているこの製品。高齢者向けのトレーニング機器やヘルスケア介護の分野へ注力していく計画を立てていたセノーにはまたとない機会だ。ルンド氏との約束をとりつけ、来日のタイミングに合わせて製品の説明に出向いた。

仮説を証明するために

モトタイルを使うことで運動機能向上の効果をもたらすことは、デンマークで証明されていた。ただ実際にモトタイルを使うところを見ていると新たな可能性が見えてきた。「認知機能の向上も期待できるのではないか」そんな仮説が社内で浮かび上がった。

運動機能を向上させる製品はたくさんあるが、「運動機能」と「認知機能」の両方を向上させる製品は、セノーにとっても新しい切り口であり、裏付けさえあれば販売においても差別化につながる。ルンド氏を紹介してくれた日立ハイテクノロジーズ社は脳科学的に効果が期待できる製品の検証を行い効果の認められるものにはブレインサイエンスマーク認証を与える事業を行っている事を知り、プロジェクトチームと相談して、マークを取得するため、動き出した。

日立ハイテクノロジーズ社と共同して、マーク取得のために行われる様々なミーティングに参加。木下がこれまで担当してきた開発の仕事では、聞かない脳科学の専門用語で頭がいっぱいになった。その中でどのような流れでマークが付与されるのかという基本的な部分から、セノーで行わなければならないことはなにか、実験で検証しなければならないことはなにか、マーク取得に向けて消化していった。

そして、モトタイルの話が舞い込んできてから1年半たった2017年4月。さまざまな検証と苦労を乗り越えて、モトタイルでエクササイズを行うことは、「認知機能向上」に効果があると実証されたのだ。

これでブレインサイエンスマーク取得済み製品として、科学的裏付けを持ってモトタイルを世に出すことができる。

開発として忙しくなってくるのはこれから

将来的には、アプリ内でこのプログラムは体力増進、これは認知機能の向上、これはバランス能力や筋力向上…など、行うプログラムがどのような効果をもたらすのか、日本の市場でより多く受け入れてもらえるようなアレンジを行っていく予定だ。さらに、モトタイルの使用前後でどのぐらい認知機能の向上が見られたかという簡易テストプログラムを追加して、「認知機能向上」を測れるようにもしていきたい。日本市場へのカスタマイズが始まってからが開発チームの本領発揮となるだろう。

認知機能の衰えが高齢者問題のひとつになっている昨今、このモトタイルがその一助となることを木下は願っている。

「脳に良いだろう、という商品はいっぱいある。でも、モトタイルは“だろう”ではなく、効果的に証明された製品だと自信をもって言える」その言葉に、開発としての強いプライドが感じられた。

モトタイル開発者 スペシャルインタビュー ヘンリックハウトップルンド氏